経済のグローバル化、事業の多角化が進み、昭和の時代の親会社至上経営は終焉し、企業グループでの経営管理を遂行していく必要性が益々高まってきています。
一方、グループ経営管理を遂行していくためのシステムインフラには大きな課題を抱え、その課題を解決できないことにより企業グループの競争力を殺いでしまっている実情があると分析しています。
そこで、本セミナーではNTTデータ経営研究所よりグループベー
つきましては、皆様の多数のご参加をお待ち申し上げます。
※ 同業者からの申込の場合、参加をお断りする場合がありますのでご了承下さい
主催・共催 クラウド&パッケージ
イデア・コンサルティング株式会社
株式会社T4C
後援 SAPジャパン株式会社
開 催 日 時 | 第1回 (大阪) 10月30日(金) 第2回 (東京) 11月 6日(金) どちらも 13時30分~17時 |
---|---|
会 場 | 基本、オンラインで開催。 希望者には3密を排除する対策を講じる会場へご案内 |
参 加 費 | 無料 |
~ セ ミ ナー で の ご 紹 介 内 容 ~
① グループ経営管理を阻む課題
部分最適を脱却し、全体最適な情報システムを整備する
NTTデータ経営研究所 情報戦略事業本部 アソシエイトパートナー 木村俊一
アドオン開発しないシステムで実現するグループ経営管理
クラウド&パッケージ 代表 公認会計士・システム情報学修士 広川 敬祐
② SAPで実現するグループ経営管理ソリューション
SAP S/4HANA Cloud による2層ERPモデルとグループ全体最適化
イデア・コンサルティング株式会社 SAP推進部 部長 板井 実
経営者が必要な情報を いつでも・どこでも リアルタイムで把握できる
株式会社T4C ソリューションサービスディビジョン マネージャー 関 守雅
③ SAP S/4HANA 最新連結ソリューション紹介とリリース状況
SAPジャパン株式会社 ソリューション統括本部 シニアソリューションアーキテクト 河崎 秀樹
グループ経営管理を阻む課題
昨今のコロナ禍の影響によりサプライチェーンや販売形態の見直しなど、既存のビジネスモデルを根本から見直す時期に来ています。親会社、製造子会社、販売子会社など、各社に部分最適化された業務プロセスにこだわっていては、いつまでたってもビジネス環境の変化に迅速に対応することはできません。
基幹システムでも同様に自社の都合だけを優先してシステム化している場合、グループ全体でみた全社最適まで考えが及んでいないことがあります。このセッションでは親会社の事業もグループの一事業と捉え、親会社・子会社といった企業の枠を超えたグループ全体の最適化を目指した経営改革手法と、それを実現するシステム実装のあり方についてご紹介します。
SAPで実現するグループ経営管理ソリューション
グループ各社の業績を全体最適の観点から管理するためには、各社で独自の業務プロセスやコード体系を見直し、それらを標準化する必要があります。しかし標準化のための見直しには様々な制約があるため、既存のソリューションでは現実的には難しいのではないでしょうか。
このセッションでは、SAP社が提供する最新のERPである SAP S/4HANA Cloud の統合性を生かしたグループ経営管理ソリューションをご紹介します。既存のECC6.0を活かした豊富な業務シナリオや他システムとの統合を容易にするAPI、及び柔軟性の高いレポーティング機能が特徴です。また、単体会計とシームレスなグループ連結会計の基盤を提供し、SAP Analytics Cloud によるストーリー性のある分析レポーティングもご紹介します。
S/4 HANA 最新連結ソリューション紹介とリリース状況
SAPの連結ソリューションと言えば、長い歴史がありますが、この度、連結の真打ともいえる『SAP S/4HANA for Group Reporting』をご紹介できる運びとなりました。
SAP S/4HANA for Group Reporting(SAP GR)は、SAPからリリースする連結ソリューションの最新バージョンとなります。当セッションでは下記に挙げるコンセプトや特長についてデモンストレーションを交えご紹介させて頂きます。
- ・SAP S/4HANAにビルトインされており、グループ各社からの連結用データ収集を大幅に削減
- ・単体から連結、その先の分析まで一気通貫でのプロセスによって連結決算の早期化、効率化を実現
- ・セントラルファイナンスにより、グループ各社の総勘定元帳を一元管理し連結プロセスに繋げることが可能